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妄想

第3章 妄想3

まさ「どーした?」

えりか「少し考えさせて」

えりかは席を立った。

まさ「う?」

えりか「少し一人で考えてさせて、すぐ戻る」

えりかは外に出ようとしたら、お客が来た。

その人は山本だった。

えりか「あ、こんばんは」

えりかは外に出ようとした。

山本「帰るの?」

えりか「いや、すぐ戻ってくるよ」

えりかは悲しそうな顔をしていた。

山本「一人でウロウロしたら危ないよ」

えりか「だ、大丈夫だよ、私なんて襲うやついないいない」

えりかは外にでた。

山本もえりかについていった。

まさ「珍しいな、あいつが女の子を気にするのって」

辻田「そーですね、珍しいな」

斎藤「えりかちゃんが今の仕事辞めることを嫌がってるのは、山本のことが好きだから、離れたくないから、断ったんだと思う。」

まさ「えりかがけんちゃんのことを!」

辻田「片想いなんだけど、山本が心配するってことは気持ちはあるんだろうな、少しは」

まさ「そーだな、あんまりが関わらない奴が関わろうとするからな」

斎藤「今のは聞かなかったことに」

まさ「わかった」

その頃山本とえりかは

山本「どーしたの?」

えりか「うん、仕事の事で」

えりかは泣きそうな顔をした。

山本「仕事?もしかして、東京の話の仕事?」

えりか「え」

山本「俺も誘われてるんだけど、東京はな」

えりか「ですよね、旦那と離婚させてくれるのは行くか迷う」

山本「まさとはどんな関係なの?」

えりか「友達の彼氏で、前に仕事手伝ったことがあって、こう言うの好きっていったから」

山本「東京に行くってなったら、旦那とは離婚するの?」

えりか「うーん、まさが離婚させてくれるって言うから、それが本当なら、なぜ離婚させてくれるかはわかんないけど」

山本「あいつ女絡み多いから、裏ありそうやな」

えりか「知ってる、一度騙されたから」

山本「騙された?」

えりか「ご、ごめん、気にしないで」

えりかの目には涙があった。

えりか「山本さんは東京は行かないんだよね?」

山本「そうだね」

えりか「だったら私も行かない、戻って断ろ」

えりかは店に戻ろうとした。

山本「もし.....えりかちゃんが行くなら行く」

えりか「え」

山本「えりかちゃんが今仕事してないとしたらどーしてた?」






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