僕のまーくん。
第3章 気付いてるの?
『ドキン。』
まーくんの見たことない表情に一瞬心臓が、跳ねてから次第にドキドキドキドキ音を立ててうるさいくらいに、鳴り出した。
ってか、近っっっ////
まーくんの目が、僕の目としっかりと合う。
これは‥……‥……一体どんな状況?
『まーくんどうしたのよ?』
ドキドキが更に大きくなっていく。
「‥……大丈夫‥……?」
僕も全然大丈夫な状況ではないけど、開いた言葉がこれだった。
「ねぇ?まーくん?」
震えてしまう。お互いが真っ赤な顔して、超至近距離で抱き合って見つめ合ってる状況が信じられない。
「か、かずくん‥……あ、あのさ‥……」
‥……‥……‥……?
まーくんも、ちょっと震えてるの?
次のまーくんの言葉に僕は、自分の耳を疑ってしまった。
「も、もうちょっと‥……‥……このままでいても‥……いい?」
‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……
えっ?
‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……‥……?
「か、かずくんが嫌じゃなかったら!」
真っ赤な顔したまーくんが、上目遣いで見た僕を見下ろしながら、急いでそう言った。