僕のまーくん。
第16章 次へのステップ
「まーくんも、上も脱いで……」
僕は、下しかまだ脱いでない
まーくんに全部脱いで欲しくて
言ってみた。
素肌同士、くっついてみたかった。
「いいよ」
ガバッとTシャツを脱ぎ捨てた
まーくんに
「かずくん……おいで」
優しい声で呼ばれる。
全裸で抱き合うのって、エッチな
事してる感じで、ソワソワしちゃう
「かずくんってさ、本当に
柔らかくて気持ちいいよね?」
まーくんのほうが、身長も高いし
体格差があるから、
すっぽり胸の中に収まる僕……
まーくんが、僕の首筋にスリスリする
くすぐったいよ……
「翔ちゃんには、触らせない!」
えっ?いきなり!?どうした?
まーくん……
「今日は、本当に色々あったし……」
「うん。まあね……」
僕も相槌をうつ。