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僕のまーくん。

第18章 大事にしたいから




「まーくん……また元気に
なってる……よ?」



グイッと、腰を当ててくる
かずくん……

いや、ちょっと待って。
これ以上そんな事されたらさ。

どんどん反応しちゃうから……



「かずくん、ちょっと待って」


 
「……イヤ?」



「いや、イヤっていうかさ……
やっぱこれ以上は、かずくんに
負担かかっちゃうだろうからさ……」



「……どういう意味?」


キュルンって可愛いお顔で
至近距離で聞いてくる天使に……



ついに、あの説明をしなきゃ
いけないのか……


しかも、ふたりとも裸で抱きあってる
この状況で、下半身も元気なまんまで。


お互いに密着度が、高すぎて
反応しあってるものが
くっついてる状態でっ!!



意を決して……僕は言ってみた



「かずくん、あのさ……男同士の
セックスって……色々大変何だって。


……だから、それなりに

準備も必要で……

かずくんに痛い思い

させれないから……さ」



それだけ言って、かずくんの顔を
覗いたら、真っ赤な顔してて。



「……痛いの?」



って聞き返してきた。


小さい頃から、痛いの大嫌いだもんね。
人一倍、痛いの弱いもんね?



「そうみたい……だから、ちゃんと
準備してから、ね?」



僕がそう言うと



「……準備って?」



素朴な疑問をぶつけてくるかずくん。



「だから……ゴムとかローションとか」



またまた、真っ赤になるかずくん。




「そんなのいるの?」



本当に純粋無垢な天使……



「みたいだよ?」





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