僕のまーくん。
第25章 サプライズ計画
A side
かずくんちに、2日連続で遊びに来た。
……正直、溜まってる宿題を片さなきゃ
って今日は思ってたけど……
恋人からの「会わない?」
のせっかくのお誘いを簡単に断れる
ほど、僕はバカじゃない。
なんせ、夏休みもあと10日ほど……
学年が違うかずくんとは、学校が
始まっちゃうと、ずっと一緒は
いれないから。
やっぱり今会える時に少しでも
会いたい!
会ったらイチャイチャしちゃうけど……
イチャイチャし出すと、今度は昨日
みたいな問題がまた、出ちゃうんだけど……
それは、それで。
付き合いだしたばっかの僕たちの
ラブラブしたい気持ちは側にいたら
止まらないんだもんねぇ~
しかも、この寝癖が可愛いワンコ
ちゃんは。
……会った途端にチューをこの上なく
可愛い表情して、求めてくるもんだから。
僕も、もっともっと欲しくなっちゃう
んだよ。かずくんのことが……
……おばちゃんいないのか。
ひょっとして、かずくん、確信犯か?
だとしたら、こんな綺麗な白い肌を
目の前にして触ってたら、また、
エッチな気持ちになっちゃうよ?
…………。
「まーくん、早く上がって!」
って!お~い!急に?
グイグイ引っ張られて、かずくんちの
リビングに連れてかれた。
後ろから見たら、かずくん耳が
赤いからきっと、照れ隠しだった
んだね。
1人納得しながら、パタパタ
着いて行った。