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僕のまーくん。

第28章 夏休み最後の思い出作り



A side



かずくんのおでこに、濡らしたタオルを
置いてから、かずくんの髪の毛を撫でた。


大丈夫って言ってるかずくんの顔を見ながら
本当に可愛いなぁなんて、つい思ってしまう。


ちょっとウルウルな目をしながら、
話しかけてくるかずくんに、見とれていたら 
急に「お泊まり」の話がでた。


お泊まり!?


だ、大丈夫かな……?


ただでさえ、かずくんの隣にいるだけで
胸の高鳴りが半端ないって感じなのに。



積極的に誘ってくれるかずくんの
行動と言動にドキドキしてる僕。


エッチしよ?ってことは……


つまり、最後までヤっちゃうって事?

 
い、いいのかな?


なんだか、さっきから僕をものすごい
可愛い仔犬みたいな顔をして
見上げてくる、かずくんの目が
僕を捉えて離さない。



あー、もう!


そんな、目で見られてたら理性がぁ!


A「かずくん……でも……」


大丈夫?


って聞こうとしたら、かずくんの顔が
急に近付いてきて


チュッって


僕の唇をふさいだ。


N「今日がいいの」


離された唇から、そう一言甘く
囁かれた。


可愛い。


なんて、可愛い生き物なんだ……


ほっぺをピンク色に染めながら
キュルンとしたお目目で僕を見る
かずくんに、僕も応えたくなった。



A「本当にいいの?大丈夫?」


N「全部まーくんのものにして」


N「大好き……」


また、かずくんからチュッとされて


A「かずくん……僕も大好きだよ」


熱くなってくる身体に抑えられない
気持ちが加速していくのを感じた。






 

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