僕のまーくん。
第29章 ついに……
A「かずくん……大丈夫?」
かずくんの手をどかすと、真っ赤に
した顔と目が合った。
少し涙ぐんでるようにも見えて心配に
なった。
A「痛い?痛いなら止めるよ……
無理させたくない。」
N「……やっ、止めないで。
まーくんと最後までしたいの……」
かずくん!
そこまで言ってくれるなら、僕は、
しっかりかずくんの負担を少しでも
減らせるように、解してあげなきゃだ。
A「かずくん……ふぅ~って息して」
もう一度、かずくんのあそこに集中しながら
指を押し進めて行く。
N「やっ……んっ、んっ」
まだちょっと指を押し返そうと
ヒクヒクしてるかずくんのあそこ。
A「かずくん、ふぅ~だよ?」
優しく言ってみる。
A「ちょっと態勢変えよっか?」
ローションまみれの右手とは逆の
左手で、かずくんの手を引っ張った。
N「えっ?!何?どうするの?」
急に身体を起こされたかずくん。
ちょっとビックリしてあたふたしてる。
A「ごめん!かずくんの負担
減らしたいから。少しでも……
こう四つん這いになってくれる?」
僕がまず、ベッドの上で四つん這いの
ポーズをやってみせる。
この方が、初めての場合はやりやすい
ってネットの情報なんだけど……
N「えっ?!やだ!そんな格好……」
かずくんが、ちょこんと座ってそう言って
恥じらいながら手を口に当ててる姿が、
なんとも可愛い。
A「さっきよりも、やりやすいみたい」
N「……でも恥ずかしい……」
A「じゃあ止める?」
N「……やだ、止めない」
かずくんの可愛い唇にもう一度
キスした。
A「じゃあさ、1回やってみよ?ね?」
僕の言葉にまた、コクンと黙って
頷いておずおずと、四つん這いの
ポーズをとるかずくんの姿を
目で追いながら、その格好の
破壊力抜群のエロさに僕の喉がまた
ゴクンとなった。