僕のまーくん。
第29章 ついに……
真っ白……
何にも考えられない……
ハァ……ハァ……僕だけ……
イっちゃった?
……ごめん……まーくん。
って思ってたら、
A「かずくん、ごめん……
あとちょっとだけ……」
はっ?
えっ?
えっ?
嘘っ?!
ぐったりなってた僕の身体を
強引にまたまーくんに
引き寄せられた。
N「えっ……?ちょっとまーくん?
やっ……」
A「かずくん……ごめん!はぁっ……」
まーくんとはまだ繋がったまんまで。
また、まーくんが僕の腰を引き寄せて
そのまま打ち付けてきた。
やっ……だっ……もっ、無理……っ
振り返ったら、そのままキスされて
N「んふっう……ぅっ、ん」
まーくんが、後ろからガツガツ
腰を振る。
A「あっ……でるっ……うっ、うっ…」
N「んっ、んっんっ……!」
A「ふゥう……」
まーくんがそのまま僕に後ろから
被さってきてドサッと二人
ベッドに転がった。
N「まーくん……イった?」
ズルリとまーくんが、僕の中から
出ていく感触がして。
A「……信じられないくらい
いっぱいでた。クフフっ…」
汗だくになった顔してるまーくん。
ゴムをほらっって見せた。
N「まーくん止めて。
ねぇ、それポイして、ギュッ
ってして?」
女の子みたいに、甘えてしまう僕。
ちょっとだけ。
だって、幸せなんだもん。
まーくんと出来たんだよ?
気持ちがよすぎて……ヤバかった。
A「かずくん……おいで。」
まーくんが、腕を広げて僕を
抱き締めてくれた。
A「かずくん……超可愛い。
僕のものだ。僕だけの。」
N「僕も。僕だけのまーくんだから。」
A 「泣いちゃった?なんで?」
N 「……分かんない。勝手に出てた。
幸せな涙だよ?」
A「……なら良かった!」
N 「初体験したね」
A「かずくんで良かった。
一生忘れないよ」
N「僕も一生忘れない。
今日の事は。ありがとうまーくん」
A「僕の方こそありがとう。
かずくん。大好きだよ。離さない。」
N「嬉しい。離さないでね。絶対。」
初めてがまーくんで本当に良かった。