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僕のまーくん。

第30章 ダブルデート的な?




N「ねぇ!どっか行かない?一緒に」



急に思いついて潤くんに提案した。



J「別にいいけど、どこ行く?
 ってか一緒って……俺らとって事?」



N「あっ!やっぱ誕生日は、二人きり
 がいいんじゃない?ごめん!」



潤くんの誕生日にどっか出かけて
遊べたら楽しいかもって、思ったけど
付き合い始めての、初めての誕生日は
二人きりがいいに決まってるよね?



でも、潤くんはにっこり笑って



J「いや、俺は全然オッケーだし……
 ってか、そうなりゃ、ダブルデート的な?
 感じ?……まぁ、それまでに何とか
 あの人とちゃんと、話しないとだな……」



やっぱり、なんかあったんだね。



N「潤くん、無理しないでね」



そう言ったら、大丈夫ってイケメンスマイル
が、返ってきた。


僕も吊られてにっこり笑った。



J「……ニノさぁ。」



N「ん?」



J「……髪型変わったってのもあるけど
 なんつうか、また可愛くなったな」



N「は?な、何?かっ、可愛いって!」



J 「いや、まぁニノはいっつも可愛い
 んだけど……」



そう言って、
横からグイッと潤くんが
僕の首筋に顔を近付けて、
急にフンフンって嗅いだ。




N「ちょっ!潤くん何っ?」



J「……ニノさぁ、相葉先輩と
 もうヤっちゃった?」



N「!?」



潤くんの突然の言葉に、ズザッァっと
引いて、口をパクパクする僕。


N「なっ!何で!?」



プハッ!



吹き出す潤くん。



J「マジか?分かりやすっ!」



潤くんがニヤニヤしながら


J「ニノがねぇ……うんうん。
 大人になったんだねぇ」


いや、そんなしみじみ言わないで。
恥ずかしいじゃん!


J「可愛さが倍増してる!
 正直、エロさまでプラス
 されちゃった感じ?くふふっ」



はぁ!?



何だ?それ……


ってか、ヤっちゃったらそんな
周りから分かるくらい、なんか出るの?
……それとも親友の潤くんだから?
うわぁ……恥ずかしい。



僕が赤面しながら百面相していると



J「ニノは本当に可愛いっ!」



……まだ言ってるし。
んもうっ!







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