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僕のまーくん。

第31章 潤くんの誕生日と花火大会



N「あのね、まずね。
 あの二人。
 はい、付き合ってます。
 確定です。」



A「やっぱり、そうなんだぁ……」



まーくんも、キス現場をもろに
見ちゃってるから、簡単に納得してた。
鼻血まで出しちゃったしね。



N「あとね。現在よく分からない
 んだけど、冷戦チュー?みたいな」



A「何それ?翔ちゃんと松潤?
 ケンカしちゃったの?」


N「いや。潤くん曰くケンカじゃないって」


二人にしかきっと、分からない事
なんだろうなぁ。



A「ねぇ、本当に本当に翔ちゃん
 付き合ってんの!?」


この期に及んで、まだソコ気になって
んですか!?まーくん。


櫻井先輩は、まーくんの親友だから
本人に聞かなきゃ信じられないのかもね?


複雑なんだろうなぁ。


おまけに、僕の事この前まで
好きだったから。余計にね?


N「……なんか先輩が僕にした事、
 すごい反省してたらしいよ?
 ……僕も悪かったんだけど。
 ……で、よく分からないけど
 話してる間に?

 気付いたら潤くんが、
 キスしてたって。」


A「……本当に良く分からないね?
 翔ちゃんがまさか、松潤とそんな
 関係になるなんてね……」


N「でも、今は冷戦チュー?
 もう、仲直りしたかもね」


A「花火大会……じゃあ、あの二人
 と一緒に行くって事?」


N「うん。そぉ。」


A「マジで?大丈夫かなぁ……」


まーくんが、うーんって考えてる
ポーズをする。


N「僕らも、向こうもカップルだから
 いいんじゃない?」


A「松潤、誕生日なんだよね?」


N「そだよ。だから、一緒に遊ばない?
 って僕が潤くんに言ったの。」


A「かずくんが言ったの?」


N「うん。なんか楽しそうだなって。
 ダブルデートみたいで」


A.「まあ、かずくんがいいなら
 僕は全然いいけど……」


N「思い出作ろ?夏休み最後の」


A「そうだね。楽しみだね」


N「あっ!大ちゃん先輩いれてないや!」


……。



二人顔合わせて、今回は大ちゃん先輩
ごめんなさいで。
って事にしとく?
って、ふたりで勝手に決めちゃった。


だって、僕らの間に挟まれて
やっぱり可哀想だし。
大ちゃん先輩。


また、今度は絶対一緒に遊びましょ?


 

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