
僕のまーくん。
第31章 潤くんの誕生日と花火大会
まーくんとは、この日は
せっかく久しぶりに会えたのに
お邪魔虫が帰ってきたせいで、
ゆっくりイチャイチャなんて
出来なかった。
……あっ!
僕、やっぱり今日エッチのほうを
又、心のどっかで期待してたかな?
だって、あ~あって残念って
思ってる。
まーくんとせっかく二人きりなのになぁ~
でも、まーくんがベッドに座りながら
僕の手をにぎにぎしてくれてる。
A「かずくんの手、本当に可愛い」
N「まーくんは大っきいもんねぇっ」
ふたりで、手を重ねてみた。
まーくんが一関節分くらいは
飛び出すくらい大きい。
長い指……キレイだし。
……この、指がこの前は
僕の中に……
って!!
あぁ……
又、そっちを意識しちゃってるし!
まーくんがジイッとみつめてるし。
恥ずかしい……
A「くふふふっ!かずくん面白い!顔っ!」
まーくんが笑うから我に返った。
……どんな顔してた?
N「だってぇ!あれから本当に
まーくんの事ばっかり考えちゃう
んだもんっ!」
A「エッチなこと?」
絶対わざと聞いてるな。まーくん。
目尻のシワがクシャってなるくらい
笑ってるし。
N「だってぇ……」
A「良かったよね?初体験♡
ね?かずくんまたやろうね?」
男らしい顔で僕の頬にチュッてしながら
まーくんが言ってくれた。
N「うん♡」
チラッとまーくんを見ながら返事した僕に
可愛い♡
ってまた、頭を撫で撫でしてくれた。
愛されてるなぁ……幸せ。
ずっと、ずっとまーくんとこの関係で
いれますように……
