
僕のまーくん。
第31章 潤くんの誕生日と花火大会
Aside
かずくん家からの帰り道。
本当は、まだもうちょっと一緒に
いたかったけど抑えるのに必死だった。
僕の理性。
おばちゃんいたし、絶対出来ないし。
でも、止まらなくなりそうな自分がいて。
かずくんの何もかもに反応してしまう
自分に、変態じゃないよな?
って思ってしまった。(笑)
まぁ、今日はちょっとでも会いたかったから
行ったんだけど。
会う度に、あんなだと
相当、ヤバいかもなぁ……
かずくんが好きすぎて、本当にヤバい。
そういえば、翔ちゃんの事も
なんだか気に
なりながら歩いていた。
この前まで、あんだけかずくんの事
好きだった翔ちゃん。
僕と張り合おうとしていたくらいの
翔ちゃん。
僕らの事を知ってから諦めたってのは
承知だったんだけど……
まさかの松潤と付き合ってる展開に
なってるなんて……ね?
実際、僕もキス現場をもろに見たから
半信半疑だったんだけど。
かずくんの話を聞いて真実だった
事に又驚いた。
翔ちゃん家に行ってみよっかなぁ……
花火大会までまだもうちょっとあるし。
……それに、松潤と冷戦中?って
どういう事なんだろう?
……僕なんかが、首突っ込む事じゃ
ないかなぁ。
翔ちゃんは、大事な親友だから
気になっちゃうんだけど。
なんか、悩んでるなら翔ちゃんのほうから
連絡あるかもしれないしね。
とりあえず、今日はやっぱり帰ろう。
