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僕のまーくん。

第31章 潤くんの誕生日と花火大会



ピンポーン♪


N「まーくん」

ガチャ


A「かずくん!おはよう。早かったね」


N「うん、だって早く会いたかったし♡」


A「上がって!」


N 「まーくん、おばちゃんは?今ひとり?」


A 「ん?うん、仕事だよ。母さん。
 19時くらいって帰り言ってた。」


N「そっかぁ。
 ねぇ、まーくん、
 まーくんのおばちゃんが今日の花火大会
 まーくんと僕一緒に行くって家の母さんに
 も言ってたみたい」


A「あっ、そうそう!だって夜遅く
 なっちゃうでしょ?」


……。


まーくん、遅くって言っても深夜じゃないんだから、別に大丈夫じゃない?

小さい子どもじゃないんだからさ。
って思ったんたけど……


やっぱり、まーくんは心配性で。
昔から、僕を一番に考えてくれるから。
変わらないね。


N「あのね?母さんが浴衣着れば?って
 言うから、迷ったけど一回帰って
 母さんに浴衣着せてもらおって思って……
 いいかな?」



なんか、言っててちょっと女子みたいで
恥ずかしくなってきちゃった。


だけどさ、まーくん。


A「えっ!?ウソ?又かずくんの
 浴衣姿見れるの?嬉しいっ!」


なんて、想定外の答えが返ってきたもんだから、
僕もその言葉に嬉しくなった。


……嬉しいんだ。



やだ、めっちゃ恥ずかしくなってきた?
ヤバい……照れる!





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