
僕のまーくん。
第31章 潤くんの誕生日と花火大会
Aside
僕が言うと耳までほわっっと赤くなったかずくん。
浴衣姿見れるの、本当に嬉しい!
小さい頃から、勿論知ってるんだけどさ。
かずくんは、華奢だし線が本当に細くて
おまけに顔立ちも、女の子よりも可愛い顔
してるから。
……浴衣なんか着たらさ。
更に色気が3割り増しくらいになるんだよなぁ。
……特に今年は、特別だなぁ。
付き合い始めて初めての、花火大会。
まあ、二人きりじゃないんだけどね……(笑)
楽しみだな。かずくんの浴衣姿。
いちいち、僕の言う事にこんな可愛い反応
見せられたらさ。
もっと、好きになっちゃうでしょ?
計算じゃないところが、またいい。
他の奴には見せたくないなんて、
独占欲が湧いてきちゃうよ。
A「なんか飲む?かずくん」
N「うん、ありがとう」
A「麦茶でいい?」
N「いいよぉ」
かずくんがリビングのソファーに
腰掛けた。
麦茶を運んで、僕もかずくんの隣に座った。
A「松潤に花火大会の時渡すの?」
N「うん、その時持ってく♪」
この前の部活帰り、あれからかずくんと
松潤に渡すプレゼントを二人で選びに
行った。
色々見て回って、散々悩んだけど
いつも使うものがいいねって事で、
かずくんは、下着を選んでた。
洋服は趣味が分からないとかって
諦めて。
ちょっといいブランドの派手な下着。
かずくん、下着は結構派手目が好きなんだよね?
やっぱり人にあげるのも、そこら辺
選ぶんだね。
今度は僕のも是非選んで欲しい♡
なんて、心の中でちょっと思う。
A「僕も出してもいい?半分」
N「あっ、じゃあさ僕とまーくん
二人からって事にしよっ!」
そう言って決まった誕生日プレゼント。
松潤も喜んでくれるといいね。
サプライズはなくなっちゃったけどね。
