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僕のまーくん。

第6章 まーくんの行動



ガチャッ

かずくん……

 

「……まーくん❗❗なんで……」



そこには、いつもよりトロンとした目をして髪の毛も寝癖のついたフワフワな感じが小さな子どもみたいで、すごく可愛いかずくんが僕を見てものすごい驚いた顔して立っていた。


「……なんでいるかって?」


僕は申し訳なさそうに呟いた。


すぐに謝りたいのが先だった。

だけど、かずくんのおばちゃんが横から、僕が休み時間に、かずくんのクラスメートに会って休みだって聞いて心配で来てくれたこと。

ケンカ……だと思ってるおばちゃんが何故か一方的にかずくんが悪いと決めて、僕に謝りなさいとかずくんに言ってそれから、買い物行ってくると一気に話を進めてくれたから、あっという間にふたりきりになり………………



そのまま勢いで、僕はかずくんに全力で謝った。


 
伝わるだろうか……怖い‼


かずくんに、精一杯の想いを込めて謝った。


「あのさ、かずくん、……本当にごめんなさい❗」


「昨日のあれ……気持ち……悪かった……でしょ?……」


「本当にごめんなさい❗」
   

体育館で、かずくんが待っててくれて嬉しかったのに、嫌われたんじゃないかと思って会わす顔がなかったこととか……色々自分の想いをやっと言葉にして謝った。



かずくん……伝わるだろうか……こんな言葉で……


不安になりながら、かずくんに頭を下げた。




「まーくん…………僕ね」



「あのね……あの…………」



かずくんが、僕になんか言おうとしてくれてる。



「うん…………………?」


「まーくん、聞いてくれる?」


かずくんが、頬をリンゴみたいに赤くしながら
僕を真っ直ぐみつめてる。


「あのね……僕、昨日……言いたかったの……」


「うん………………?」


「僕の気持ち……知ってるの?って……僕あの時……聞いたでしょ?」


「………えっ?………うん……」



かずくん?



 


かずくん、震えてる?



そんなかずくんを前に僕も、ごくッと思わず唾を飲む。



「僕ね…………」




「まーくんのことが、ずっと前から大好きです!」




❗❗❗❗



今、なんて?


 
かずくん………が…………



僕を、大好きって?


























  
 

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