
僕のまーくん。
第31章 潤くんの誕生日と花火大会
Aside
お祭りの賑やかな感じが小さい頃から好きだ。
かずくんと、家族で良く来た思い出が蘇る。
今は、隣に僕の大事な恋人として
横にいるかずくん。
浴衣姿、本当に似合ってて可愛い♡
かずくんは、男だけどさ。
やっぱ、僕から見たら可愛いの一言なんだよ。
松潤に言われたさっきの一言が気になるけど、
かずくんは僕のなんだから。
誰にもあげないよ?
かずくん、狙う奴いたらさ、僕。
全力で、戦います!
みたいな?
あ~でも、本当に可愛いや。
さっきの、かずくんを思い出してしまいそう。
ヤバい!
鼻血出しそうだわ。
エロい顔、してないかな?
急に心配になって、横のかずくんをじぃっと
見つめてたら、すごい可愛い笑顔が
返ってきた。
N「まーくん、どうしたの?
さっきから凄いニヤニヤしてるけど?」
A「ぅえっ!?」
N「あっ!なんかやらしい事想像
してたぁ?」
A「違っ……くないかも……です」
言ったらかずくんが、
N「何だよ、もうぉっ!まーくんのエッチぃ」
フフフフッて笑いながら
かずくんがわざと僕の腕をペシンと軽く叩く。
ヤバい!!
こういう瞬間のかずくんは
マジで女の子より可愛いし。
天然か、計算か?
かずくんは。
どっちもあるからなぁ……
どっちにしろ、その可愛さにすぐに
やられちゃう僕。
前を歩く、翔ちゃんと松潤が振り返って
「早く来いよぉ」
って叫んでる。
かずくんの、下駄がいつもの靴と違って履きなれないからさ。
ゆっくり、速度合わせて歩いてあげてたから。
翔ちゃん達と自然と距離が出来てた。
N「ごめーん」
A「すぐ行く~」
段々多くなってきた、人混みを掻き分けながら
二人の所まで、ちょっと急いだ。
