
僕のまーくん。
第31章 潤くんの誕生日と花火大会
A「ねぇ、かずくん何が食べたい?並ぼう?」
N「うーんとねぇ……たこ焼きっ!焼き鳥!かき氷! あとねぇ……」
A「か、かずくんそんなに食べれる!?」
いっつも、少食なかずくんが
テンション上がって
食べたいもの次々と
指定する姿はレアだ。
可愛いな。
M「あっ!俺も!同じの食いたい」
松潤がかずくんに乗っかる。
S「じゃ、俺も~」
翔ちゃんまで。
A「はいはい、分かった!
全部並ぼ?たこ焼きと焼き鳥は
俺らが並ぼうか?
翔ちゃん達、かき氷お願いしていい?」
S「よっしゃ!まかせろ!なに味?」
N「僕、いちご。」
A「俺メロン。」
M「んじゃ、そっちよろしくな。
あそこで集合な!」
松潤が、先に見えてるちょっと
人混みを避けた場所の石段を指差した。
A「うん、又あとでね!よろしく~
かずくん行こう?」
んっ。って言ってかずくんの、手を取る。
かずくんは恥ずかしそうにしながら、僕の
手をとった。
M「翔行こう!」
松潤も、そんな僕らを見て翔ちゃんに手を
差し出してる。
翔ちゃんどうすっかなぁ?
思わずニヤニヤしてしまった。
S「こんなとこで、繋ぐわけねぇだろ」
M「なぁんだ、残念!」
……。
あっ、やっぱ翔ちゃんそこは断るんだ。
僕らがおかしいのかな。
もう、誰に何を言われても構わないって
なんだか、エッチしてからふっ切れた。
だって、僕ら本当に付き合ってるんだしさ。
かずくんと手を繋ぎながらたこ焼き買いに
出店が並んでる所を歩いた。
たまに、繋いでる手をキュッキュッってしてみる。
かずくんが、僕を見上げてニッコリ笑って、
また、同じようにキュッキュッって2回返す。
違うリズムで、キュッキュッキュッキュッって
握れば、かずくんも一層ニコニコしながら、
同じリズムで握り返してくる。
そんな、小さなくだらないやり取りでも
完全に二人の世界のやり取りだから、楽しいっ!
N「フフフフッ」
A「くふふふっ」
……。
バカップルって言われても反論出来ませ~ん!
お祭りといういつもと違うシチュエーションに
テンション上がってんなぁっ♪♪
