
僕のまーくん。
第31章 潤くんの誕生日と花火大会
全部買って、約束の場所に向かった。
翔ちゃんと松潤はまだ来てない。
かき氷並んでんのかもねぇ。
僕とかずくんは、一足お先にコンクリートの
所に二人並んで座って、二人を待つ。
A「かずくんお腹すいてるでしょ?」
N「うん、超すいてるぅ」
A「もうちょっと待とうね。松潤達帰って
くんの。」
かずくんは、わかったって僕の言う事を
素直に聞いてた。
ちょっと薄暗い、人通りから少し外れた
この場所は、人目があまり気にならない
ベストポジションだって思った。
N「ここ、いいね♡」
かずくんも同じ事思ってたみたい。
A「ねっ♡」
N「花火楽しみだね」
かずくんはニコニコしながら僕に言う。
本当に可愛い♡
この角度からの、かずくんの浴衣から
覗くうなじが、なんだか色っぽくていい…♡
本当に似合ってるね。
浴衣。
A「かずくん可愛い♡」
僕が言うと、かずくんはパッとこっちを
振り返って恥ずかしそうにしながら
N「本当に?僕、女の子じゃないよ」
って言いながら手を口元に持っていって
フフフッってはにかむ姿は、マジヤバい。
可愛すぎて、天使。
ちょっとキョロキョロ辺りを伺って
かずくんに急いでチュッってしてみた。
N「まーくん!外ではヤバい!」
びっくりした顔のかずくんもこれまた
可愛すぎて…
A「ゴメン!あんまりかずくんが
可愛すぎるから。つい」
言ってる言葉の途中で、ムニッって
かずくんに頬っぺたつねられた。
N「外じゃだめぇ!お仕置きぃ」
そう言ってクスクス笑うかずくんに
また、ヤられた。
可愛い!可愛い!可愛いっ!
今日のかずくんは、通常のかずくんより
また倍以上に可愛い。
さっき、この子を抱いたって事思い出して
身体が一瞬熱くなった。
いかん、いかん。
ここは外だし翔ちゃん達ももうすぐ
戻ってくるから。
なんて事考えてたら、すぐ後ろから
S「おーい、いちゃつきすぎぃ」
翔ちゃんの声がして、急に現実に
引き戻された。
見られてた?!
チューしてたの。
A「あっ!ははっおかえりなさい」
あわてて翔ちゃんに言う。
S「外はNGでぇす!ダメぇ」
手でバッテンを作って僕の顔の前にグイグイ
持ってくる翔ちゃん。
A「翔ちゃんだって、外でやってたじゃん!」
S「はっ!?」
