
僕のまーくん。
第32章 ライバル出現!?
N「ちょっと!潤くん止めてよぉ」
先生がその潤くんの言葉に直ぐ様
反応した。
「おっ!二宮、やってくれるか?」
みんなも勝手にパチパチ手叩いてんじゃないよ~
バカじゃないの
J「ちなみに、翔もいる♡」
……。
なんなんだよぉ!
僕は、まーくんもいるならむしろ、
ゆっくり見てるだけの方がいいんだよぉ
J「相葉先輩と今ラインしてたの。
ニノも、やるって打ったらこれ
返ってきた♪」
チラリと見せてくれた、潤くんのスマホの
画面には
可愛い犬のキャラクターが手でハートマークを
作ってるスタンプが見えた。
……。
ん~ん!
もうっ!
まーくん、喜んじゃってるじゃん!
ってか、なんで潤くんまーくんとラインなんか
しちゃってんのよ?
もうっ!
「二宮、いいかぁ?お願いしても!」
……。
潤くんが、行けっ!って目で合図してるし。
N「……はい」
小さい声で返事した。
「よぉし、ありがとなぁ!じゃあ、決まった
四人は、このプリントに応援団のスケジュール
が、書いてあるからよろしくな。
大変だと思うけど、一年代表として、
精一杯頑張ってくれ!
みんな、引き受けてくれた四人に、はい拍手!」
先生の言葉にクラス中から、大きな拍手を
もらった。
僕の穏やかな生活がぁ!!
机に伏せっていたら、前の席の
綾野くんに肩をトントンとされて
プリントを渡された。
長い前髪の間からまた、ちょっと切れ長の目が
見えて。
「頑張ってくださいね」
小さい声で確かにそう聞こえたから。
N「あっ、どうもありがと」
苦笑いしか、出来ずそう返したら、
ん???
すぐに、パッと目を逸らされて
又前を向いた。
……僕よりシャイで恥ずかしがりな人?
なのかな。
逸らされた感じがあまりにも不自然で
ちょっと気になったけど……
あ~あ~もう!
それより!
潤くんのせいで、僕まで応援団なんか
やる羽目になったじゃないかぁ
ジロリと隣の潤くんを睨んだ。
気付いた潤くんは、
J「ニノ、相葉先輩に後から会いに行こうな♡」
ウィンクしてる潤くん。
うん。
まぁ、確かに会いに行きたいけどさ……
……。
って、あ~んもう!
潤くんに完全にペース持ってかれてるじゃん!
新学期早々、疲れちゃったぁ。
