
僕のまーくん。
第32章 ライバル出現!?
O「違うの?フハハッ!」
大ちゃんは、ケラケラ笑っている。
この緩さが僕らは大好きなんだよねぇ。
大ちゃんは、それから翔ちゃんに
O「誰?おいらの知ってる人?」
と聞いた。
翔ちゃんは、その言葉にちょっと照れながら
S「……おぉ」
って返事した。
O「マジかぁ……誰だろ……にの、は相葉ちゃんの
ものだしねぇ。う~ん、翔ちゃん好きな奴
いたんだぁ~ふ~ん」
大ちゃんは、独り言のようにぶつぶつ
言いながらなんだか、遠くを見ていた。
S「分かんないと思うよ。智くんには」
翔ちゃんが言う。
O「なんで?」
S「想像外だと思うし」
O「男?女?」
大ちゃんは、首を傾げながら聞いてる。
S「どっちだと思う?」
O「う~ん、じゃあ男!」
S「おいっ!じゃあって何だよ!」
ニコニコ笑っている大ちゃん。
そんな話してたら、担任が
「はい、席に着けぇ~」
やって来て、朝のホームルームが始まった。
S「智くん、また後からね」
O「ちぇっ~」
A「後でねぇ♪」
とりあえず席についた。
