
僕のまーくん。
第32章 ライバル出現!?
まーくんと、先輩達二人の近くまで
近付いて行く。
O「にの、松潤おはよう。久しぶりだなぁ」
大ちゃん先輩、久しぶり。
ニコニコしてる、大ちゃん先輩に
僕もつられてニコニコしちゃう。
N「大ちゃん先輩、おはようございます。
櫻井先輩も」
J「はよーす」
S「おぅ、おはよー!」
先輩は、潤くんをチラリと見た。
まーくんが、その時急に僕の両腕をガシッ
と掴んで
A「かずくん応援団なったんだねっ!」
ってそのまま、ブンブン振ってきた。
N「う、うん。そう」
まーくん、力加減馬鹿男になっちゃってるから。
満面の笑みでまーくんは、
A「放課後ずっと一緒だよ!頑張ろうね♡」
まーくん、嬉しそう
良かったなぁ
やっぱりさ。
こんなまーくん、見れるんなら
潤くんに無理矢理感、あったけど
推してもらって良かったって今やっと
思えたよ。
ちょっと顔を赤くしながら僕は
N「うん、頑張るよ」
まーくんを上目遣いする。
2秒くらい、そのまま見つめ合ってたら
S「はいはい、俺らもいますからぁぁ」
って櫻井先輩が割って入ってきた。
J「なんか、楽しくなりそうだなぁ♪」
潤くんが答えて、一瞬、櫻井先輩と
アイコンタクトしてるのを僕は見逃さなかった。
まーくんも、大ちゃん先輩も相変わらず
ニコニコしていて……
この空気が、僕は本当に居心地が良かった。
A「かずくん、もう時間だぁ……」
まーくんがスマホの時計を見て名残惜しそうに
呟いた。
N「うん、じゃ又後でねぇ。先輩達も
さよならぁ」
J「放課後集まりですしね?」
S「おぅ」
O「おいらもだかんねぇ、よろしくね」
N「大ちゃん先輩も!」
O「うん」
ニコニコの大ちゃん先輩もだったのかぁ
5人で、本当に楽しそうだな。
きつい練習もなんとかやってけそうな
気が又してきた。
N「頑張りましょうねぇ」
僕もニッコリ返した。
A「かずくん、またね♡」
まーくん……
二年の廊下を潤くんと又歩いて帰る。
振り返ったら、3人がバイバイ~って
まだ手振ってくれてた。
放課後。
集まりが楽しみだな♪
キーンコーンカーンコーン♪
チャイムが鳴った。
J「ニノ!急ぐぞ」
潤くんと廊下を走った。
途中、授業に向かう数学の先生に
「こらぁ!廊下を走るな!」
って怒られながら。
