
僕のまーくん。
第33章 勘違い?
一時間目、二時間目……過ぎていく。
……寒っ
やっぱ、悪寒がする。
……ケホッ、ケホッ、ケホッ
咳もひどくなってきたし。
なんか、頭も……痛い……
三時間目が始まる前の休み時間、
机に突っ伏したまんま目を閉じていた。
横から潤くんが
J「ニノ、おい、ニノ大丈夫か?」
……心配してくれてるの?
なんだかんだで、潤くんは優しい。
J「保健室行く?」
………………。
コクン。首だけ動かして潤くんに
返事をした。
J「……あっ!」
一人でも、全然大丈夫だけど……
潤くんが、連れてってくれるのかな?
ん?
「あっ!」???
ってなに?
まだ頭が痛くて、顔を上げれない僕に、
潤くんが
J「ニノ、俺必要ないみたい。
彼氏がお迎えに上がったぞ♪」
……はっ?カレシ?
ボーッとして思考回路が追い付かない
脳裏で変換される
カレシ→彼氏→まーくんッ!?
嘘!?
