
僕のまーくん。
第33章 勘違い?
A「翔ちゃん、じゃあ、かずくん連れてくね?
……松潤といる?」
まーくんが櫻井先輩と潤くんを気にしてる。
J「相葉先輩、ニノよろしくで~す。
こっち借りま~す」
そう言った潤くんが嬉しそうに見えた。
櫻井先輩よりも、先に返事してるし……
先輩も、
S「ニノ!ゆっくり休みなぁ」
って手を振ってくれるもんだから。
頭だけ下げて。
まーくんに支えてもらいながら、
教室を出た。
N「まーくん、ありがと……嬉しい」
廊下を歩きながら、まーくんに言った。
A「ごめんね。ラインしたんだけどさ。
なかなか、既読つかないし……
気になっちゃって……」
まーくん。
ラインもしてくれてたんだ。
本当に優しいまーくん。
大好き。
A「とりあえず行こうね?保健室にさ」
痩せてるけど、まーくんは筋肉質で。
僕みたいに、柔らかくない
しっかりした腕にしがみついて
歩いた。
……校内で、こんなにまーくんと
くっついて歩けるなんて。
後にも先にも、もうないかもなぁ……
なんてぼんやり考えながら
身体がきついのに、
頭ではこの状況を喜んでる自分がいた。
保健室に着いて。
A「先生?失礼しま~す」
まーくんが代わりに言ってくれて。
中に入った。
……いないの?
先生。
