僕のまーくん。
第7章 まーくんの部屋で
ちょっ……ちょっと、待って。まーくん……
んっ……
どんどん深く深くなっていくまーくんのキスに、僕はついていくのが……んっ、やっと……
チュッチュッって部屋に響く、リップ音……
まーくんがかけてくる重みが……
縫い止められてる右手が……
顔に触れてるまーくんのサラサラな茶色い髪が……
薄っすら、目を開けるとちょうどまーくんと、バチッと目が合って……
まーくん。カッコいい❤
……まーくんも、僕とのキスに夢中になってる……
そう思うと、下のアレもどんどん反応してくる……
あ~、ヤバい❗
その時、急にまーくんが
「ねぇ……かずくん……僕……ちょっと、ごめん!」
/////////
?
何が?
って思ったら
「かずくん、僕さ……」
そう言った、まーくんが、急に腰をグイッと僕の太ももに擦り寄せた。
///////////////❗
ま、まーくん……
僕に当たってる、ソレは明らかにまーくんのソレで……
「ひ、引いた?かずくん‥」
まーくんが鼻先で赤い顔して、僕の顔を伺うように見つめながら……
僕も、また赤くなりながらまーくんに精一杯返した。
「ひっ、引くわけない❗」
「まーくん、僕でこんななるの?」
「嬉しい…っ❤」
僕はそんなまーくんに僕の反応してるアレを押し付けた。
「かっ、かずくん❤」
「……ねっ?一緒❤僕も、まーくんのと」
まーくんに、そう言って今度は僕からチュッとキスした。
それをきっかけに。
止まらなくなってしまった僕たち。
まーくんが熱い舌を絡ませる。僕も、またそれに返すようにレロレロと絡ませる。
こんなキス生まれて初めて……
まーくんとのキスに夢中になってそれに、比例するように反応していく下の熱いものを、僕はどうにかしたくて、まーくんに擦り擦りした。
……男同士で、こんなの。
まーくんだから。
僕は、まーくんに反応してるんだ。
それにまーくんだって……僕に欲情してんだ。
まーくん。
まーくん。
「触っていい?」
❗
「かずくん、いい?」
まーくんが、キスの途中で耳許で低い声で囁いた。
「……う……ん」