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僕のまーくん。

第38章 綾野くん



二宮くんが驚いた顔をしている。




N「違う……の?」



……はい。違うんですけど……
俺は、心の中で呟く。
でも、でも返事も出来ない俺に。



N「じゃあ、じゃあさ、僕の知り合いが……
 綾野くんが、つけてる事見てるんだけど……
 それでも、違うって言える?」



二宮くんはそう言って、俺を睨んでいた。



えっ?


知り合い?


まさか……


まさか……



「…………知り合いって?」



恐る恐る聞いてみた。



「あの先輩ですか?」



二宮くんの顔を俺も見た。

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