僕のまーくん。
第40章 甘えたい
A side
うぅ~♡♡
もう!待って!待って!
かずく~ん~♡
そんなに可愛いキス顔で、僕を煽らないで!
ねっ?
まだ、まだだよ。
まだ、ここではダメぇ。
僕が、かずくんが差し出してきた唇にチュっと
軽く触れるだけの、キスを落とすと、そぉっと
目を開けたかずくんが、
「なんで?」って顔して、見てる。
だから、いちいち可愛いからぁッ♡♡
母ちゃんが、出かけたばっかのリビングで
テンションマックスになるのを、ちょっと
頑張って押さえる僕。
なんでかって……
だって!
今からの時間、たっ~ぷりかずくんと
二人きりだからさ。
まずは、お風呂♪
一緒に入るって決めてから下に降りてきたん
だから、そこでまずイチャつきたい。
だから、ねっ?
かずくん~そんな顔しないで
お楽しみの時間は今からでしょ?クフフッ
N「……まーくん、なんで?」
クルッとお風呂の方に向かって歩いて行く
と後ろから呼び止められた。
A「んっ?」
ポツンと、取り残された子どもみたいに見える
かずくんの華奢な身体。
A「かずくん♡そんな顔しないでぇ。ほら、
お風呂準備してくるんだよ。ねっ?」
かずくんは、僕と一緒にいれるだけでいいって
言ってた。
でも♡♡
まさか、まさかの展開にさっ。
嬉しさ隠せないまーくんだぜぃ。
A「あとから、いっぱいチューしよ?」
ニッコリ笑って見せて、僕はお風呂場に
ルンルンで準備しに行った。
真っ赤になったかずくんを、見逃さずにね♡♡