僕のまーくん。
第40章 甘えたい
A side
「ハァ…ンンッ……ァッやぁッンンッ……」
かずくんには、本当に気持ちよくなってもらいたいからね。
これは、ウォーミングアップ的な?
クフフッ……
男同士だし、気持ちいい所は全部、承知の助よ。
ああッ!
それにしても、視覚的にも聴覚的にも
くっついてるから余計に
毒だ!!
かずくんから発っせられる何もかもに……
殺られちゃう。
動かしながら、その横顔を後ろから
回り込むように覗く。
……超絶、エロい、かずくん。
華奢な白い綺麗な身体に似つかわしくない
「ソレ」を僕の手で、好きなようにされ……
ちょっと高めの喘ぎ声を、あげるかずくんに
僕は……
僕の「ソレ」も……
ちょっと、限界……
お風呂場って、このシチュエーションも
いいっ!
だって、声も……かずくんの声もね。
まるでエコーがかかってるかのように
響いて……エロいんだよぉぉ
……ねぇ
かずくん、僕ね?
僕の「コレ」。
今度はかずくんにやらせたいの。
クフフッ……
僕って、ヤバいかな?
見たいの。
かずくんがしてる所。
僕の……をね。
ここで、やってくれる??
かずくんの身体を起こして上げて
僕は「こっち」って言いながら、
かずくんの目の前にわざと持って行った。
A「……ねぇ、まだ今からだよ?
かずくん……まだまだだよ?」
イったばっかの、とろーんとした表情の
かずくんに、僕は悪い顔でニッコリ笑って見せた。