僕のまーくん。
第40章 甘えたい
一度、まーくんのものからちょっと唇を離す。
まーくんが、ん?なんで?って顔するから
僕はすかさず、べぇっと舌を出して
わざと見せつけるように、まーくんのものを
手で掴みながら、ソレにゆっくり舌を這わした。
A「アァッ……」
まーくんから漏れる声。
んふッ……
それもまたエロい。
感じてるまーくんに僕の身体も、また
どんどん熱くなってくる。
A「……ちょっ、かずくんヤバい……それ」
先端をペロペロと甘いアイスキャンディーを舐める
ように、まーくんのソレを超丁寧に
持ち上げて表から裏側まで舐めてあげる。
……気持ちいい?
まーくん……
目で聞いてみるように、まーくんの目から
僕も視線を離さずに咥えたまんま、
ジィっと下から見上げる。
ピチャピチャ僕の口から出る卑猥な音も
お風呂場だから響いて……
それも、刺激の材料に加わって。
一層、エロい気分が高まっちゃう……
何より……
まーくんがイケメン過ぎて、クラクラしちゃう。
夢中になり、ペロペロしてたら
まーくんにゆっくり身体を押さえられて
そのまま、ソレも離されちゃった。
ん?
A「かずくん……もっ、僕、それヤバい……ッ」
下から不思議に見上げてると、まーくんがしゃがみこんで「立って」
って、僕の脇に両手をグッと入れられて
そのまま立たせられた。
何?
どしたの?
N「……もう、終わり?」
気持ちよくなかったの?
急に離された唇に手をやってまーくんを見つめた。
そしたら、まーくんが「違う!ちがうっ!」
なんて、慌てたように否定して
次の瞬間、狭い洗い場でまーくんが
「よいしょ♡」
って、僕の後ろに回り込んだかと思ったら
両脇をガシッって取られて
A「かずくん、ここにこうやって♡」
って、後ろ向きに湯船の縁に手を
立ったまんまつかされた。
えっ!?何?
A「そうやっててね」
N「えっ……ちょっ、なにすんの?」
振り返って見たら、まーくんが
又泡のボディーソープを手に取ってるのが
見えた。