僕のまーくん。
第40章 甘えたい
あっ……そうだ。
A「かずくん……アレないや、部屋置いて
きちゃった……」
N「アレ?……あ、ゴム?」
A「うん、ヤバい」
N「……も、いいよ。そんなの……そのままきて
いいよ?」
……!?
マジか?マジで!?
かずくんに、生……生で挿れちゃう……の?
A「……大丈夫かな?かずくん……が……」
N「大丈夫だよ……お風呂じゃん、ここ」
……いや、そうだけど。
いいの?
僕が、じっと見てるとかずくんが
僕のアレをそっと掴んで
N「……ね、いいからもう早く、きて?」
……!?
じれったそうに……
小首をちょんと傾けておねだりしてきた
かずくん……!!
ちょっ、ちょっとぉぉ!!
反則!それっ!
もう、もう本当に僕この子に何回
萌え死んじゃった??
我慢の限界……みたいな、頬っぺをほんのり
赤くしたかずくん……
その、身体も見ればピンク色に染まってる。
うるうるした上目遣いには、到底抗うことなど
出来っこない。
かずくんに言われるがまま僕も
A「……かずくん、もっ一回、後ろ……向いて?」
かずくんの華奢な身体を起こして
再度、後ろ向きに浴槽の縁に手を付けさせた。
N「……こう?」
かずくんが振り返った。
その唇に、もう一度唇を重ねて
A「……挿れるよ?」
覆い被さった体制から、
そっと耳元で囁いた。