僕のまーくん。
第40章 甘えたい
この二人きりっていう超、究極に甘い甘い
夜の時間に、思いっきりまーくんに甘えたい
モードになっちゃう。
N「……まーくんさぁ、僕のどこが好き?」
A「えっ!?決まってんじゃん~ぜぇんぶだよぉ」
即答のまーくんについ
口元が緩んでにやけちゃう。
フフッ
N「全部って?ちゃんと教えてよ」
聞きたいし、言わせたい。
まーくんの左腕に僕の右腕を絡ませる。
ピッタリ寄り添って甘えるように
もっとすりすりしちゃう。
まーくんは上半身裸だからさ。
思わずその引き締まった割れた腹筋に
目がいっちゃって……
そこを指でクルクルしちゃいながら上目遣いで
まーくんを覗き込みながら聞いてみる。
A「昔っから変わらないよ。本当にかずくんの
全てがだ~い好き!」
N「昔って?いつから僕のことそんな
風に見てくれるようになった?」
A 「う~ん……確か前も言ったかもしれないけど
……小学生の頃…かなぁ?かずくん守りたいって
勝手にヒーロー気取ってたかも。クフフッ」
なぁんて、サラッと答えるまーくん。
幼なじみってやっぱり特別な関係だよね?
だって、ずっと近くに存在感じれるわけじゃん。
親同士も仲良くてさ。
必要なら、鍵も貸してくれて、
まーくんち、出入り自由とかってさ。
普通は考えられないもんね。
それが、好きって意識する瞬間って……
なんなんだろ………