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僕のまーくん。

第40章 甘えたい



N side


まーくんとのベッドでのキスは気持ち良すぎて……
頭の芯が、ボーッとなっちゃってくる。

溶けちゃいそうな、互いの舌と舌の
ヌルヌルとした感触に……
まーくんに全てを任したくなる。


……んだけど、僕も男だからさ。

僕でまーくんにも気持ち良くなって欲しくて
まーくんの「お仕置き」という愛撫に
僕も対抗意識を、つい燃やしちゃう。


まーくんの首を下から両手で、
ぐいんっと引き寄せて唇を強引に
奪って舌を絡ませた。

仕掛けた僕にまた、負けないくらい
熱い熱いチューをしてくるまーくんに……
やっぱり、敵わないかも。


メロメロになっちゃう。


「あんっ……んんっ……」


声だって自然に駄々漏れ……


ヤバいんだもんっ。


まーくんの普段見なれない男っぽい視線や、エッチな行為が全部今。
目の前の僕に全て注がれるから。


まーくんの全てを、受け止めなきゃって……
僕も無防備な状態で、本当にされるがままに
なっちゃうんだよ。

結局。

だって、もう脱がされちゃった上も
まーくんに好きなように愛撫されながら、
どんどん身体が熱を持ってきてる。

僕の下もまた、熱くなってる。

さっきから……

お風呂でしたエッチの余韻がまだ
身体に残ってるんだ。


……だからね。


なんか、いつもより。


ちょっと触れられたくらいで
すぐイっちゃいそうなくらい……
ヤバい。
僕の身体。


まーくんが


「気持ちいい?」


なんて、僕の乳首をさっきから
舐めたり噛んだりしながら下から
上目遣いで聞いてくるから、
僕も素直に


「うん…気持ち…いい」


ってまーくんの髪の毛を軽く掴みながら
呟いた。


……それにしても、下から見上げてくる
まーくんにドキドキする。


夜にするエッチって……
本当にエロさが増すの?
僕ら今まで、ちょっと明るいとこでしか
したことなかったし。


夜の茶色い豆球の光に照らされた、まーくんは。


そりゃもう、イケメン過ぎて……


いつも、見てるまーくんなのに、
こんな時は違う人なんじゃないかって
思うくらいに。

男っぽいまーくんに……
やられちゃう。


……大好き。


もっと、もっとエッチなことしてほしい。


僕だけに……








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