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僕のまーくん。

第42章 綾野くんpart3学校編



天気は快晴。


朝、7時すぎ。

玄関を出ると眩しいくらいのお日様が
降り注いでいる。

気分も上がる。




よし!
行こう!


早く起きすぎたせいか、
やっと外に出れるのが嬉しい。


「行ってきます!」


いつもより、大きな声で家族に
声をかけて外に出た。

一瞬驚いた顔でこっちを見ていた
お姉ちゃんと目が合ったけど……
気にしない。


俺は、学校へ続く道を急いだ。



たくさんの、生徒や出勤する大人達が
歩いてる道。

いつもとなんら変わらないこの風景達も。

今日は、なんだか少し違って見える。
……あっ、俺がちゃんと前を見て歩いてる
からかな。


前髪も、いつもより少し斜めに流してみたから
視界が良くなったのかも。


段々と校門に近付いてきた頃、
遠くから、大きな声が聞こえてきた。




……あっ!


校門をくぐって声のするほうに、目を
向ければ応援団の練習をしている集団が
いた!


朝練だったんだぁ……


こんなに暑い中……凄いな……


相葉先輩と二宮くんは……



あっ!
居たっ!!!








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