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僕のまーくん。

第8章 夏休みの思い出作り



かずくんは、始まったゲームに夢中になってる。


コントローラーを操作する、かずくんは流石に上手い!


「ねぇ、ねぇ、まーくん。今だよ!ほらぁ~あ~遅いッ!」


ベッドの下で座って、並んでゲームしてる僕ら。


かずくんに見とれちゃって、かずくんとの合わせなきゃいけないタイミングを逃す。


かずくんは、マジになってるからちょっとイライラしちゃってるのが横から伝わってくる。


「んもうっ!」


ダンダン、体を上下に揺するかずくん。


座りながら地団駄を踏んじゃッてるし。


可愛すぎ。クフフ……


「まーくん!真面目に進めて❗」


って軽く怒られる、僕。


だって、だってさ。


こ~んな、可愛いかずくんが近くにくっついてるんだよ!集中出来るはずがないっ!


この前のココでした、あの出来事をどうしても思いだしちゃうよ。


エロかったよなぁ~❤かずくん……


チラッとかずくんを見る。


「ねぇ、かずくん……」


「ん?」


画面から、目を離さないかずくん。


ゲームをやってる時のかずくんの集中力は半端ない。


「チューしたいんだけど❤」

  
 


「あっ!」





テッテッテテレレーン…………🎵






「死んじゃった……」




かずくんが、コントローラーをパタッと離して……




「もうッ、まーくんのせっ……んッ!」


  

僕は、横からグッと肩を抱きブチュウッと口を押し付けた。



もう、我慢の限界‼




かずくんの薄い唇に吸い付くように、キスする。




今日1日ずっと、ずっと触れたかったそこにグイグイ僕の唇をぶつけてしまう。


「んんっ……」


突然の勢いの熱いキスに、かずくんからたまらず甘い声が漏れた。



少し離して、至近距離でかずくんを見つめながら

 

「かずくんが、ヤなら止める……」
  


って言ってみたら。



かずくんは、真っ赤な顔してて……



「ヤ……じゃない……」




って、僕の首に自分から積極的に腕を回してきてくれた。



そんなかずくんに、僕は止まれないスイッチ入っちゃった。




かずくんの小さな顎をクイッと軽く持ち上げて



「かずくん、ベッてして」



囁くように言ったら、素直に可愛いかずくんは言われた通り


「…こう?ベぇ~」


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