
僕のまーくん。
第43章 紙切れの真犯人?
J「まぁ、とにかくお前が男でも……なんつーか
その、お前を狙ってる奴が近くにいるのは
確かだろうから、特に一人行動する時は
注意しとけってこと!!分かった?」
そう言って、僕のおでこをピンと指で弾いた。
N「あっ!痛ってぇ」
弾かれた所を擦りながら潤くんに
また、あっかんべーしてやった。
J「ブハハっ!子どもか!」
潤くんが笑ってる。
僕も、くそっ~とか言いながらツラれて
笑った。
その時、机の上に置いてたスマホの画面が光った。
タップすれば、それはまーくんからのラインで。
【かずくんまだお昼途中?】
って書いてある。
パパっとタップして返信する。
【うん。なんで?】
すぐに既読の表示のあと、
【ちょっと松潤と一緒に屋上来れる?】
ってまた書いてあった。
N「潤くん、まーくんから屋上に潤くんと一緒に
来れるか?ってさ」
J「はっ?なんで?相葉先輩が?」
N「うん、分かんないけど、いい?」
J「おぅ、いいけど……翔もいんのかな?」
って。
【櫻井先輩もいるの?】
そう打つと、今度はまーくんが
【なんで翔ちゃん?】
なんて。
んもうっ、違う!まーくん!
僕が聞いてんじゃないから!
【潤くんが聞いてるの】
ワンコの怒りスタンプを添えて返す。
「なるほど」ってよく判らない変わったキャラが
おふざけしてるスタンプのあと、
【翔ちゃんもいるから♡】
ってハートマーク付きだし。
N「居るってさ」
ほらって画面を見せた。
J「よしっ、なら尚更行くし」
ニコニコしながら、上機嫌の潤くんの
顔を見ながら、
N「歯磨きしてから行こ~」
って早速まーくんの所に行く準備を
整えた。
……でも、潤くんもってなんの
お誘いなの?まーくん。
