テキストサイズ

僕のまーくん。

第43章 紙切れの真犯人?



A side


A「ねぇ、しょおちゃん♪あの後、松潤と
 チュッチュッな~んてしちゃってた?クフフッ」


教室に戻る途中に職員室から、出てきた
翔ちゃんに会った。


S「ゴホッ!!アホかっ!お前らバカっぷる
 みたいな事はしねぇよ!」


A「クフフッ、さぁ、どうだか?あの松潤
 だからねぇ~さっきも本当は翔ちゃんと
 と二人っきりになりたかったかもねぇ♡ずっと
 抱き締められてたもんねぇ~」


S「はぁ~」


ため息をつく、翔ちゃんを無視して
僕は続けた。


A「松潤に愛されてんねっ♡しょおちゃん♡クフフッ」


S「まさき!うっせぇ」


からかいすぎて、しょおちゃんイライラ
しちゃった。
だって、幸せそうな翔ちゃん見てると
僕も安心しちゃうんだもんっ。
僕のかずくんに、一度失恋しちゃってるからさ。
翔ちゃんには、翔ちゃんだけの幸せ掴んで欲しかった
から。

松潤みたいな、いい奴に巡り会えて心底
良かったって僕は本当に思ってるんだよ?


だけど。

稀に見る翔ちゃんの松潤の前でだけ限定で
見せる、可愛い女子みたいな顔する翔ちゃん
見るとついつい、弄りたくなってしまって……
クフフッ
ゴメンね?
翔ちゃん。


翔ちゃんの肩をバンバン叩いて、僕は
「ゴメン!ゴメン」って軽く謝った。


A「ねぇ、しょおちゃん。さっきの子猫ちゃんの
 事さぁ、大ちゃんに遠回しに聞いてみよっか?」



S「んぁっ?あぁ、だな。聞いてみよ」



教室に入ると、大ちゃんが座ってるのが見えた。
もう、ここに帰って来てたんだね。

……ん?

珍しいな。

誰かとライン?
してるの?


A「大ちゃん!」


後ろから、声かけたら大ちゃんの体が一瞬だけ
ピクリと揺れた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ