
僕のまーくん。
第8章 夏休みの思い出作り
Nside
僕の口から、聞いたことないような声が漏れる……
まーくんの熱い息づかいが、ダイレクトに僕の耳から頭に入って響くから……
気持ちいいのか……くすぐったいのか……
分からない……
けど……
まーくんからのキスに僕の体温もまた上がっちゃう
さっきまで、ゲームに夢中になって興奮しちゃってた僕は
今、まーくんとの行為に
興奮しちゃってる……
まーくんのキスに蕩けそうになる……
まーくんの体温も上がってるよね?
冷房の効いてるはずの、涼しくなった部屋で僕らは、くっついてる所からどんどん熱が上がってくるのがわかる
まーくん、耳なめちゃ……やだ……
んっ、んんっ……
ピチャピチャいってる音がやらしいよぉ
首を捩りながら、まーくんを見ると
まーくんの男前な視線と絡みあった
///////カッコいい、まーくん。
汗ばんだおでこに、まーくんの茶色い綺麗な髪がちょっとペタッ張り付いて
僕との行為に集中しちゃってるまーくん。
さっきまでのゲームは、全然集中してなかったでしょ
それだけ、僕を求めてくれてるまーくんにまた、嬉しくなる僕
結局、僕もまーくんとまた、こうしたかったんだ
今日1日、まーくんとずっといて、思った事がある
キスの先は……なんかあるの?
だって、だってさ……
僕達、男同士なんだよ?
今だってまーくんが、僕が気持ちいい事してくれるから……
この先は、どうなるのか
分かんない……
まーくんの唇が、僕の首すじをチュッってしながら
なんかだんだん下に降りてきた
!?
まーくんっ!?
Tシャツを廻り上げられて
まーくんの手が
僕の素肌に直接触れた感触がした
と思ったら
その手が、そのまま上に……上に……
「あっん……!」
ビクッと思わず飛び上がる僕の身体。
まーくんの手が
僕の平らな胸の辺りを
ススッと撫で回した。
ちょっと……まーくん!
恥ずかしいよ……
