
僕のまーくん。
第43章 紙切れの真犯人?
教えてくれた綾野君に
A「ありがとう♪それじゃ、またねバイバイ
バスケ、良かったら本当に考えててね?」
そう言ってニッコリ笑ってバイバイした。
いい子なんだろうな。
ちゃんと、
「あ、あぁ……ありがとうございます」
って恥ずかしそうにしながらも、
僕にきっちりお礼を言って深々と頭を下げて
出て行った。
さて、かずくんは……っと。
窓際の一番後ろの席のかずくんの方を見た。
松潤と喋ってるのが見えた。
……こっから、大声で呼ぶのもなぁ。
A「あっ!あのさ、すみません!あそこの
か‥二宮君呼んでもらえますか?」
ちょうど帰ろうとした髪の長い可愛い顔した
女子を呼び止めて、かずくんを呼んでもらうよう
お願いした。
「あっ、はい……ちょっと待って下さいね?」
僕の顔とネームを一瞬見た後
その子は、また後帰ってかずくんの所に行って
なんか話しかけてくれる様子が見えた。
その瞬間、その子がこっちを指差して、
同時にかずくんがこっちを向いて気付いた顔が
見えた。
バッチリ目が合ってニッコリ笑って手を振ると
かずくんも、一瞬驚いた顔したけど、
嬉しそうな笑顔に変わって、タタッと走り
寄って来た。
松潤もこっちに手を振ってて、振り返しながら
走り寄って来るかずくんにもう、目はいってた。
だって、メチャクチャ可愛いから♡
かずくん♡
周りのクラスメートを気にしてか、はにかみながら
こっちに小さく手を振るかずくんがもう
この距離から、愛しくて仕方ない!
N 「まーくん、なんで?」
って聞いてきた。
