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僕のまーくん。

第43章 紙切れの真犯人?



9月に入ったからといっても、まだ日中は
随分と暑い日が続いてる。


だから、屋上に置いてる、みいちゃん?
だったよな。
大丈夫なのかな?
なんて、三人で話ながら上まで登って行った。


A「大ちゃん!しょおちゃんっ」


まーくんが、タタッと二人の所に駆け寄った。


O「あ、相葉ちゃんたち♪」


大ちゃん先輩は、やっぱりいつものニコニコ
癒し系の笑顔を振り撒いていた。


N「大ちゃん先輩……それ、どうすんの?」


僕は会っていきなり、聞いた。
だってさ、ずっとここに置いてるわけには
いかないじゃん。
小さい命。

ミーミー啼いてる。


N「本当にミーちゃんだね」


なんて、呑気に話してたら
後ろから潤くんが


J「なぁ、オレにも抱っこさせて?」


って……

珍し。

潤くん、猫好きだったっけ?
なんて、思ってたらもう、大ちゃん先輩から
ミーちゃんをひっぺがそうと潤くん必死に
なってた。


ねぇ?
潤くん、おーい。
ミーちゃん、なんか明らかに嫌がってません?


爪を立てられながらも、まだ抱っこしようと
してる潤くんに櫻井先輩が後ろで、
めっちゃ、笑ってる。


クックックックッって……

 
O「おい、まつじゅん、もう離して!
 鳴いてるじゃん!嫌だって」

 
J「おいっ!こら、みーちゃん嫌じゃないよなぁ
 あっ!あいてっ!」


A「松潤は好き好きしたいのにねぇ♡クフフっ」


N「櫻井先輩に好き好きしとけばいいんだよ!」


そう言うと、潤くんは


J「バイバイ、ミーちゃん。オレには
 お前より可愛い美人な彼女がいるからよ!
 な?しょおっ♡♡」


なんて、言いながら猫を大ちゃん先輩に、
はい。って渡して、笑ってた櫻井先輩に
ガバッと抱き付いていた。

……相変わらず、あなた達も人には言えない
バカップルじゃん!
なんて、思いながらまーくんと目が合って
苦笑いしてた。


A「みいちゃん、でも本当にどうすんの?
 ここは、可哀想だよね……」


まーくんは、本当に心配そうに
猫を心配していた。


そしたら、それを聞いた大ちゃん先輩が


O「あぁ……こいつの行き先な、丸に委ねてる」


一同、「えっ?」

と揃って大ちゃんを見た。

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