
僕のまーくん。
第43章 紙切れの真犯人?
A「まるって、誰?もしかして……」
N「丸山君?」
O「うん、そっ」
……って、大ちゃん先輩!?
なんでそんな事になってんの?
A「えっ?大ちゃん、なんで?しかも、
まるって……」
大ちゃん先輩は、こんな感じだから
多分来るもの拒まず、って感じで
なんか話がそうなったんだろうな。
きっと。
まーくんは、変な顔しちゃってるけど。
S「大丈夫なの?そいつ……智君だって
朝までは全然知らなかった奴なんでしょ?」
櫻井先輩がちょっと真面目な顔して
大ちゃん先輩に聞いたら
O「翔君だって知らないじゃん」
って……
なんだか、口を尖らせて子どもみたいな
顔しちゃってるけど。
大ちゃん先輩……
J「まぁ、なんにせよ貰い手があって
良かったじゃん?」
潤くんは、ニコニコしながら又ミーちゃんを
撫でようとして、引っかかれていた。
「痛てっ!こいつぅ」
じゃれながら、まだ懲りずに触ろうとしてるし。
A「でもさ、大ちゃん応援団の練習今から
あるよね?そいつ、今からここに
引き取りに来るの?」
O「あ~うん、来るよ」
A「じゃ、みいちゃんとはお別れか……」
O「まるん家、いつでも来ていいってさ!
あいつ、一人暮らししてるらしい」
A「ふぅん……そうなんだ」
まーくん、絶対そこ興味ないでしょ?
フフフッ
だってそう言いながら、もう猫に身体は
向いてるし。
ふわふわそうな小さいからだを
撫で撫でしながら
A「お前……大丈夫かなぁ。あんな得体の
知れない構ってちゃんなんかのところ
に行く事になっちゃってさぁ……」
得体の知れない構ってちゃん?
なんだそりゃ?
