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僕のまーくん。

第45章 ドキドキの体育祭




A「え…でも、今…」

言いかけようとしたその時、そいつが


丸「変な言いがかりつけないで下さいよぉ~
 先~輩♪仲良くしてくださいなぁ~
 はじめまして…でっしゃろぉ?」


なんて軽口をたたく、こいつに……


やっぱり、イライラするし。
はじめましてでも何でもねぇわ。
かずくんに手、出したらマジで許さんからな
なんて、心の声が漏れそうになりながらも、


大ちゃんが何でもない。って言うから

A「あ?……あぁ、ごめん?」


なんか、ムカつくけど……とりあえず
謝った。


丸「いやいやいやいや、謝らんと……わいが
 悪いんですわ。大ちゃん先輩も可愛いから
 つい、馴れ馴れしかったっす!
 さーせんっっ」



…………。



軽いな。
おい?


マジで馴れ馴れしいわ。
面倒くさそうだし。


本当に、何でもないのか?
こんな、テンションのバカみたいなやつ。


しかも、かずくんにも大ちゃんにも
「可愛い」
ってさあっ!

確かにかずくんは、可愛いけどぉっ
僕の大事な大事なハニーなんだよ!
お前みたいな奴に、簡単に「可愛い」なんて
言って欲しくないしぃ。


A「後ろから見てたら、あんなさぁ……!
 誰が見てるか分かんないじゃない?」

それだけ言って、またこいつを見れば


!?


ニヤニヤがさっきよりも二倍増ししてるし。
って、おいっ?
なんなんだよ!


丸「相葉先輩には関係ない事でっしゃろ?」


そう言われて、


A「……まぁ、そうだけど大ちゃんの立場も
 あるじゃん?あんたは良いかも知れない
 けどさ?外じゃ、やっぱりね?」


アハハハハハッッ


はぁ!?


急に笑いだすそいつを又じっと睨むように
してみれば


丸「大ちゃんは、別に嫌がっとらんでぇ?な?
 大ちゃん♡」


なんて。
馴れ馴れしく大ちゃんに返事を求めている。


こいつ……

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