テキストサイズ

好きにしていいよ

第3章 なんで俺なの?





こんな奴嫌いなはずなのに…




なに、ドキドキしてんだ俺……っ!!




格好良くて紳士的で大人の男性で…
それが彼に会った時の第一印象だったはず…

でも、ほんとは…
俺様で口は悪いし物凄い嫌な奴だ。




『やっ…やめ…』

『解さなくても、大丈夫そうだな』

『触んな…ほんと…むりぃ!!』

『本当は触って欲しいんだろ?お前のここ…もうこんなになってんじゃん』

『…っさい…ああっ!!』




ズンと身体に大きな衝撃が走る。

勢いよく楔を一気に突かれて、
その瞬間に、電流が走っったような快感が身体中に駆け巡った。




『ふぅ…んんっ…』

『我慢なんてするな…
お前の声…聞かせろよ…』




頭だけ動かして、首をフルフルと横に動かす。

心では嫌だと叫んでるのに、俺の身体は全くいうことを聞いてくれない。

男のセックスに慣れてしまった身体は、容易に男のものを受け入れてしまう。




『しょうがねぇな…』と頭上でそんな呟きが聞こえ、

繋がったまま身体ごと宙に浮いた。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ