テキストサイズ

好きにしていいよ

第6章 初めての媚薬






「んっ…ぁあっっ!!」




追いつめられて、すぐに絶頂の波が押し寄せてきた。

寸前のとこで欲望を引き抜かれ、物欲しそうに後孔がヒクつく。

媚薬の効果は絶大で、イッた直後も萎えることなく俺の分身は天を仰いでいた。




「これ、なんだか分かる?」




樋口大貴が手にしてた物は、細長い棒のようなもの。

初めて見るそれは、経験がなくても何をするものか理解できた。




「いやぁ…こないで…っ」




恐怖で腰がひける。

そんな俺を見て、樋口大貴は楽しそうにクスクスと笑う。

仕方ないなぁとそんな呟きと共に、白衣のポケットから赤いロープが取り出される。




「俺が怖い…?ゆうちゃんのこんな顔見られるなんて最高だよ…」




あんな可愛いかった樋口大貴が、こんなふうに豹変するなんて想像もつかなかった。

それはあっという間の出来事で。

膝を折り曲げるようにロープで縛られ、足を大きく開かされM字開脚のような格好になる。




「良い眺めだね…ゆうちゃん…」




何もかも丸見えで、

いくら身を捩っても、拘束された手足ではどうにもならなかった。




「う゛ぅっ…いたっ…やめっ!」




先端の割れ目に宛てがわれた棒が、ゆっくりと内部に入り込んでくる。あまりの痛さに涙が滲んだ。

奥まで入った棒が、抉るようにナカを掻き回す。




「うご…っ…かさないで…ぁあ!!」

「じきに良くなるって」




出し入れを繰り返され、そこに微かに熱が籠もってくる。

樋口大貴の持つ手が、緩やかな動きから激しいものへと変わっていく。




「あっ…ぁああっ!!もうっ…抜いて…いやああっっ!!」




ビクビクと震える身体。


イけそうでイイけない大きな波に、どうにかなってしまいそうだ。




「ここも可愛いがってあげるね」




機械的な音が聞こえたと思ったら、乳首にバイブが宛てられていた。

クニクニと乳首を押し潰すように刺激を与えられて、

バイブの振動が強に変わり、強過ぎる快感に悲鳴に近い喘ぎが漏れる。




「ああぁっっ!!もうっ…らめぇ…ああんっっ!!」




苦しくて、ツラい…

尿道が塞がれてしまっては、熱を解放することもできない。










ストーリーメニュー

TOPTOPへ