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好きにしていいよ

第6章 初めての媚薬





真っ白で何もない空間。

そこには白衣に身を包む樋口大貴がいて、

素っ裸で横たわった俺は、後ろ手に繋がれた手錠のせいで身動きひとつ取れない。




「んっ…いやぁ…ダメっ…!!」




樋口大貴によって、閉じた足を無理矢理開かされる。

触れられてもいないそこは、空気に晒され天を仰ぎ透明な液が滴り落ちていた。




「すごっ…エッチだね…」




ゴクリと、生唾を飲む音が聞こえたような気がする。

羞恥心で逸らす顔の顎を捉えて、強引に視線を合わせられ

獣のようなな瞳は、もう既に雄の顔に変化している。




「このまま…もう挿入ちゃていいよね」



背筋がゾクリと震えた。

いくら媚薬を飲んでるとは言え、まだ解してもいないそこに、受け入れられる気はしなかった。




「きゃあぅ…ひっ…!!」




一気に奥まで楔を打ち込まられて、衝撃に涙が滲んだ。

最初からまるでラストスパートを懸けるような、激しい腰の振りに

痛みが快感に変わっていくのに、それほどまで時間はかからなかった。




「あっ…っ!あぁ!もうっ…いくっ…でちゃうゃう…ああぁっっ!!」

「ナカにだすからな…しっかり受け止めろよ…」




ズンと力強く奥まで突かれて、

あっけなく白液を飛ばし、ナカに樋口大貴の熱いものを感じた。




「想像以上だ…すげー…可愛い…」

「あっ…ん!動かさないで…」




ゆさゆさと揺さぶられて、イッた直後だというのに、

萎えることなく樋口大貴のものは俺のナカで硬度を増した。




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