エッチなJKは嫌いですか?
第4章 お酒
美咲ちゃんは俺の肩に顔を埋めていてどんな顔をしているかわからないけど、浅くなる息を整えようとして、たまに甘い声が聞こえる。
2分くらいかけて入りきった。
「痛くない?大丈夫?」
顔をあげた美咲ちゃんの目尻に流れた涙を拭う。
「わかんないです…痛いし…でも気持ちいいし…それより、優さんと1つになれたことが」
美咲ちゃんの汗で肌に髪がくっついてより一層淫らに映る。
「俺も嬉しい」
少し長めのキスをして、美咲ちゃんの慣れてない舌使いにまた心を奪われる。
処女厨だったつもりはないのに、初めてを奪えたことにこの上ない感動を覚えた。
「付き合おう」
セックスの最中に告白するなんて初めてで、また大人な男性を装って落ち着き払って言ってみたけど、触れ合った体から、ドキドキが伝わってしまうかもしれない。
こんなにもムードを出して言い出したのに、美咲ちゃんはニヤケを隠せないでいた。
それを隠そうとしているところまで可愛い。
「私で良ければ、お願いします」
美咲ちゃんは恥ずかしそうに手で顔を覆って「幸せです」と呟いた。