エッチなJKは嫌いですか?
第1章 出会い
そんなこんなで沢山食べさせてもらった。
うちの家は母子家庭でそんなに裕福じゃないから、こういう料理を食べるのは初めてだった。
「すんごいおいしそうに食べてくれるから嬉しかった」
「めちゃくちゃ美味しかったです。ごちそうさまでした」
時刻はもう10時で、親に謝りのLINEを送った。
「お母さん心配してくれてるんだ、優しいね」
だって高校生だから、なんて言えずに、笑って受け流す。
「あの、良かったらLINE交換しませんか」
「いいよ〜、俺も言おうと思ってた」
優さんがポケットから出した携帯は、画面に傷もなくて綺麗で、好感度上がるなあなんて思いながら、会話や相手の行動ひとつひとつにキュンキュンした。