君はぼくの全て
第16章 特別補習 1
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外気に晒されたソコは、既に半分近く勃ちあがってる
さっきイッたくせに、直に触られたらあっという間に元気を取り戻してしまった
それを更に壊れ物を扱うみたいに優しく握られて擦られちゃえば
「あ、あ…、ゃあ…っ」
えっちの経験なんか殆ど皆無に等しい俺が耐えられる訳ない
ついでに言えば、こんな変な声だって隠しようがない
…つか、耐えられる訳ないでしょ
まーくんが上手いとか下手とかは、他を知らないから分からないけど、気持ちいいのは間違いないし
「…かず、本当に最後まで平気?」
「え、…?」
扱いていた手がするりとそこを離れ、俺の先走りで濡れた指が奥の、…恥ずかしいとこにちょん、と触れた
「あ…」
「怖かったら、止めるよ…?」
まーくんがちょっと恐る恐るなのは、前に俺が蹴っ飛ばしたからだろう
大丈夫なのに
だって今日は、ちゃんと覚悟もしてるし
何よりお互いに「お勉強」してきたんだから