テキストサイズ

月明かりの追憶

第7章 今に生きる

・藤ヶ谷side

あれから、年月が流れ。



藤「あれタマ、帰るの」

玉「うん、ニコッ」

藤「もしかしてデート?」

玉「やっと時間が取れたからさ、んふふっ」



あの日以来なぜだか魔物は動きをなくし、ガーラとかいう奴の正体も分からないまま。



北「この時代のチャンピオンさぁ掴めナンバーワン」



俺達は、落ち着いた日々を送っていたんだ。



「きゃあ~」「わぁ~」
「みっくーん」「たいぴー」「タマちゃーん」



東京ドームでのコンサート満員のお客さま、今年は久々にアリーナツアーを行い充実した毎日。



塚「あっ、藤ヶ谷、宮田を知らない?」

藤「あいつがどうかした?つうか、どうして俺にかけて来るわけ」

塚「どうせまた佐久間と一緒なんだろうけどさ」

藤「はっ?聞いてる俺の話し」

塚「俺が、こんなに愛しているのに」

藤「あのぉー」

塚「なに?」

藤「その言葉、トッツーにも言ってなかった」

塚「うん、トッツーも愛してるからね」

藤「それは浮っ…」

塚「なに言っているの両方とも本気に決まってるじゃん」

藤「あ…‥っそ」

塚「失礼なこと言わないで」

藤「どうも、ハハッ」



なんの為に掛けてきたんだか?相変わらず意味不明な塚ちゃん。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ