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千年の花嫁

第11章 不穏の兆候

横「じゃ行くよ、ズブッ」

ニ「うああっ」



ズズズッ!



ニ「わったー痛い痛いってばぁ」



とたん、俺の腕を掴んでいたニカの手に力が入り。



横「くっ」



その爪が、肌に食い込んでくのが痛みと共に伝わって来て。

ズブブブッ!



ニ「うあぁーっ」



だが、こいつはもっと辛いはず。

これくらい、どうってことないさ。

ズブン!



ニ「つああぁ」



俺は、堪えながら奥までしっかり挿し込むとギュッとその身体を強く抱きしめてやったんだ。



ニ「…っ、ハァハァハァ」

横「よく頑張った偉いぞ」

ニ「ううっ」



そして―



ニ「ふっ、あっあっ、んっあっ、はっあっ、あぁ」

横「どうニカ言った通りでしょ?フッ」

ニ「うっ、うん、わったー気持ちいっ、あっ、あぁ、いぃーっ」



ズゴッ、ズゴッ、無事済ますことができ1週間後。



千「横尾さん、そろそろだよ」

横「よし確か排卵が来ている間は透明の粘りけある下り物が出ているはず」

千「じゃ頑張って」

横「あぁ、ニコッ」



その日を狙い。



ニ「ああっ、あっ、ああぁ、わったー」



パンパンパン、奥へもっともっと奥へいい感じ。



ニ「はああっ、あいっ、あっいぃーイクッ」



今だ!

俺は、思いっきり白濁液をニカの子宮へとぶちまける。



ニ「はぁ、はぁはぁ」



それから、上手く着床することを願い眠りにつき。

翌朝―



千「ニカおはよう飯ができてるぜ ニコッ」

ニ「うーん、まだ眠い」

横「おやおや我が姫はキスをしてやらないと起きないみたい、クスッ」

千「しょうがないなぁ」

横「チュッ」

ニ「パチッ、おはよ わったー千賀 ニコッ」

横「おはよ、フッ」

千「まるで白雪姫だ」



こうして、また新しい1日が明け。

が、そこにはもう種族の違いとかはなく限りなく深い愛だけが存在していた。

確かな絆と共に―




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