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千年の花嫁

第11章 不穏の兆候

・横尾side

いま俺の前には、素っ裸のままモジモジと身体をクネらせているニカがいる。



横「なにやっているの早くこっちへ来れば、フッ」



布団に横たわり隣の空いているスペースをポンポンと叩き呼ぶが…

俯いたまま来ようともせず。



横「覚悟してたんじゃなかったわけ?」



その数分前のこと、ニカの生理が予想以上に早く終わり。

まずは処女膜を破らないと、そう思った俺は昼間のうちに今夜する事を伝えておいたんだ。

もちろんニカも…



ニ「わっ、わったー、あっ、ああぁーっ」



久々に俺と肌を重ね、乱れまくっていてさ。



横「分かる?お前の中からドクドクと蜜が溢れ出ているのが、フッ」



イカせるまでは、何の問題もなく進んでいたのに。



ニ「ふっあっ、あっいっ、あぁ、いぃーっ」



いざ挿入という段階になったら、スルっと腕の中から抜け出てしまい。



横「ちょ、どこへ行くんだよ」



この状況ってわけ。



横「五関のところで何を話して来たの?んっ」

ニ「すっ、すっげぇ痛いって クッ」



はぁ―



横「じゃ、もうしないんだね?フッ」



俺がそう言うと切ない眼をし見つめて来る、だったら…



横「それも嫌なんでしょ」

ニ「コクン」

横「なら来いって、そっちから来ないなら俺の方から行くけど、いい?」



仕方なく自分から傍へ近づけば、逃げはしないが身体を強ばらせ。



横「だいじょうぶ確かに一時もの凄い痛みが走る、だけどその後は気持ちいいだけだし俺に任せておけば」

ニ「わったー」



それから、こいつの身体を寝かせ両足を広げると。



横「ほら腕に掴まっていな堪えられなかったら強く握り締めて構わないから」



ピタッと、そこへ自身を当てがい。




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