千年の花嫁
第18章 里帰り"帰省"
宮「分かった、もうグチグチ言うのはやめにする」
五「おう、フッ」
宮「俺は自分がやるべき事をやるだけ」
五「それでこそ宮田さ」
よっしゃあ
当日、空は真っ青に晴れ渡っていた。
藤「いいか俺達がいない間は単独行動をするんじゃないぞ」
北「太輔」
藤「大丈夫ちゃんと帰って来るから、ニコッ」
北「約束だかんな」
琉「パパ」
藤「琉衣、ママと蒼空のことを頼むな」
琉「うん」
蒼「パパ、行ってらっしゃーい」
藤「おう、ニコッ」
それぞれが戦いに向かい、家族や仲間たちと言葉を交わしている中。
俺は―
ニ 「渉、やっぱ俺も行く」
横「何度、言ったら分かるのニカ」
ニ「でっ、でも」
横「お前は母親でしょ絆果の傍にいてあげないでどうする」
ニ「必ず無事に戻って来ると約束してくれ」
横「あぁ心配するなって」
あっ、千ちゃんだ。
千「絆果よく聞け男は絶対に逃げちゃいけない」
絆「はい」
千「もし俺や横尾さんがいない間に何かあったらニカを護るのはお前だ」
絆「分かったよ健永」
千「よし、いい子、ニコッ」
千ちゃん、フッ
と、そのとき視界に飛び込んで来たタマの姿に。
ダダッ!
宮「タマ」
玉「宮田、どうしたんだよ」
宮「これ持って行って」
玉「んっ?これ…は」
宮「御守りに、ニコッ」
渡したのは、自分の尻尾。
玉「わざわざ届けに」
宮「俺達はいつも一緒さ」
玉「Thank You、ふっ」
宮「えへっ」
玉「ニコッ」
そして―
藤「これより林へと向かう相手は妖狼、複数で挑んで来るだろう」
横「俺達も決して1人で突っ走ることなく団結して戦いに挑め」
妖狐「おう!」
藤「しゅっぱーつ」
いよいよ妖狼との戦いが始まろうとしていた、一族の全てを賭け。
五「おう、フッ」
宮「俺は自分がやるべき事をやるだけ」
五「それでこそ宮田さ」
よっしゃあ
当日、空は真っ青に晴れ渡っていた。
藤「いいか俺達がいない間は単独行動をするんじゃないぞ」
北「太輔」
藤「大丈夫ちゃんと帰って来るから、ニコッ」
北「約束だかんな」
琉「パパ」
藤「琉衣、ママと蒼空のことを頼むな」
琉「うん」
蒼「パパ、行ってらっしゃーい」
藤「おう、ニコッ」
それぞれが戦いに向かい、家族や仲間たちと言葉を交わしている中。
俺は―
ニ 「渉、やっぱ俺も行く」
横「何度、言ったら分かるのニカ」
ニ「でっ、でも」
横「お前は母親でしょ絆果の傍にいてあげないでどうする」
ニ「必ず無事に戻って来ると約束してくれ」
横「あぁ心配するなって」
あっ、千ちゃんだ。
千「絆果よく聞け男は絶対に逃げちゃいけない」
絆「はい」
千「もし俺や横尾さんがいない間に何かあったらニカを護るのはお前だ」
絆「分かったよ健永」
千「よし、いい子、ニコッ」
千ちゃん、フッ
と、そのとき視界に飛び込んで来たタマの姿に。
ダダッ!
宮「タマ」
玉「宮田、どうしたんだよ」
宮「これ持って行って」
玉「んっ?これ…は」
宮「御守りに、ニコッ」
渡したのは、自分の尻尾。
玉「わざわざ届けに」
宮「俺達はいつも一緒さ」
玉「Thank You、ふっ」
宮「えへっ」
玉「ニコッ」
そして―
藤「これより林へと向かう相手は妖狼、複数で挑んで来るだろう」
横「俺達も決して1人で突っ走ることなく団結して戦いに挑め」
妖狐「おう!」
藤「しゅっぱーつ」
いよいよ妖狼との戦いが始まろうとしていた、一族の全てを賭け。